労働能力への影響が問題となりやすい後遺障害

労働能力への影響が問題となりやすい後遺障害

交通事故による後遺症の中には、労働能力への影響が問題となりやすい後遺障害があります。労働能力喪失率が高いか低いかによって、逸失利益に差が生じます。そういう後遺障害の労働能力喪失についての考え方をまとめています。

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労働能力への影響が問題となりやすい後遺障害

 

後遺障害逸失利益は、被害者の基礎収入額に労働能力喪失率を乗じ、さらに労働能力喪失期間に対応する中間利息控除係数を乗じて算定します。

 

労働能力喪失率は、通常、自賠責の後遺障害等級が決まれば、労働能力喪失率表により決まります。

 

しかし、労働能力喪失率表の喪失率をそのまま採用できない場合もあります。

 

ここでは、労働能力への影響が問題となりやすい後遺障害について、労働能力喪失の有無・程度についての考え方をまとめています。